桐蔭学園からドラフト1位でDeNAに入団した森敬斗(もり けいと)選手、今シーズンは1軍に昇格して活躍が期待されている選手です。
今回は、森選手のプロ入り後の成績について見てみましょう。
森敬斗 桐蔭学園 ドラフト1位指名でDeNAへ
森敬斗選手は、2019年のドラフト会議で1位指名を受け、契約金1億円/年俸1,000万円(推定)でDeNAに入団しました。
高卒ルーキーで契約金1億円!!すごいですね。
球団が森選手へかける期待の大きさが分かりますね。
【第1巡目指名・交渉権獲得選手】
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) October 17, 2019
森 敬斗 (モリ ケイト)
内野手・桐蔭学園高等学校#baystars pic.twitter.com/hl1JZQLOnC
最近のDeNAは、即戦力となる大学生の投手を1位指名する傾向があります。
2019年のドラフトだけは、投手ではなく内野手、それも高校生という異例の指名でした。
ここ数年のドラフト1位指名選手は以下の通りです。
年度 | 選手名 | 出身大学・高校 | ポジション |
2014 | 山崎康晃 | 亜細亜大学 | 投手 |
2015 | 今永昇太 | 駒沢大学 | 投手 |
2016 | 濱口遥大 | 神奈川大学 | 投手 |
2017 | 東克樹 | 立命館大学 | 投手 |
2018 | 上茶谷大河 | 東洋大学 | 投手 |
2019 | 森敬斗 | 桐蔭学園高等学校 | 内野手 |
2020 | 入江大生 | 明治大学 | 投手 |
森選手が指名を受けた2019年ドラフトの目玉には、高校生では甲子園で活躍した佐々木朗希投手(大船渡)、奥川恭伸投手(星稜)の上位指名が予想されていました。
そして大学生では、明治大学の森下暢仁投手(現広島)に注目が注がれていました。
ベイスターズの例年の傾向だと、明治大学の森下投手を指名するところですよね。
それが見事に予想外の展開で、高校生の内野手を指名しました。
私もテレビで中継を見ていたのですが、思わず「なんで?」と声が出てしまいました。
いったい森選手は、高校時代どんな選手だったんでしょうか?
⚾️イースタン・リーグ⚾️#森敬斗 選手が本日二つ目の盗塁を決める💨
— イレブンスポーツ (@ElevenSportsJP) May 2, 2021
イースタン・リーグ最速で二桁盗塁を達成😇
🆚DeNA vs 楽天
見逃し配信はこちらから💁https://t.co/LQb71BUNkJ#baystars #イレブン・DeNA pic.twitter.com/hXWNMSp6qy
森敬斗 プロフィール
名前 | 森敬斗(もり けいと) |
生年月日 | 2002年1月28日 |
出身地 | 静岡県静岡市 |
身長/体重 | 175cm/75kg |
最終学歴 | 桐蔭学園高等学校 |
ポジション | 内野手 |
背番号 | 6 |
森選手は3年生の春の選抜で甲子園の土を踏みました。
甲子園では主将として3番ショートで出場して、初戦に福井県代表の啓新高等学校と対戦して4打数3安打と活躍しましたが、チームは残念ながら敗退しました。
横浜DeNAベイスターズ 一位指名
— Futa #8 (@DeNA_kzk8) October 17, 2019
高校No.1 内野手「#森敬斗 」 pic.twitter.com/GlUuDvrBz8
森選手の甲子園は、この1試合のみで夏の大会には桐蔭学園は出場できませんでした。
森選手がプロのスカウトに注目されるようになったのは、甲子園が終了した後に開催された、「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」での活躍した。
この大会ではレギュラーとして出場していました。
ただショートではなくセンターで抜擢されました。
普段のポジションとは違う外野の守備でバッティングに影響がでないか?
と心配になるところですが、
打率.320(25打8安打)
出塁率.500
という高い数字を出し、一挙に注目されるようになりました。
もしU-18日本代表に選ばれていなければ、ドラフト会議で1位指名されていなかったかもしれません。
森選手にとって、ワールドカップが人生を変える大会になったと言っても過言ではないでしょう。
森敬斗 の評価は?
森選手の評価は?森選手は、「走・攻・守、三拍子揃った選手」というのが大方の評価でした。
打撃はU-18日本代表の数字が示しているように、すばらしいものです。
そして、
50m走は5秒8
一塁到達タイムは4.0秒前後
遠投は120m
プロでもトップクラスのレベルです。
肩の強さと足の速さで、U-18日本代表ではセンターに抜擢されたのも納得できました。
森選手は内野手だけではなく、ユーティリティプレイヤーとしても期待ができそうですね。
森敬斗 桐蔭学園ドラフト1位、プロ入り後の成績は?
森選手は昨シーズンの終盤の10月に一軍デビューを叶えました。
プロ初打席は、10月27日の対巨人戦。
あわやホームランになるかの当たりで、嬉しい初打席初安打となりました。
プロ第一歩を踏み出した #森敬斗 選手🥰㊗️
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) October 27, 2020
興奮の初打席を振り返る✨‼️#プロ初打席初安打#baystars pic.twitter.com/6TML3X1lr9
<ファーム年度別成績>
年度 | 試合数 | 打数 | 安打 | 打点 | 本塁打 | 打率 |
2020 | 58 | 186 | 39 | 13 | 2 | .210 |
2021 | 22 | 85 | 23 | 12 | 1 | .271 |
<一軍年度別成績>
年度 | 試合数 | 打数 | 安打 | 打点 | 本塁打 | 打率 |
2020 | 8 | 12 | 3 | 0 | 0 | .250 |
2021年度は、一軍での出場はありません(5月3日現在)
森敬斗 桐蔭学園ドラフト1位の成績 のまとめ
今回は、2019年ドラフト1位指名の森敬斗選手について調べました。
大卒の投手を即戦力として1位指名していたベイスターズとしては、森選手のドラ1指名には驚きました。
2019年のドラフトに関しては、即戦力というよりは、未来のベイスターズを担う選手を指名して、ファームでじっくり育てる方針だったのでしょうか。
いずれにしても、森選手は将来のベイスターズの中心選手になると予想されます。
ここは焦らず、じっくりとファームで力をつけて1軍に戻ってきてもらいたいですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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