4月11日(水)スタートの新ドラマ「正義のセ」(日本テレビ系列)に夙川アトム(しゅくがわあとむ)さんが出演します。夙川さんは、お笑い芸人から俳優に転向した経歴の持ち主です。
今回は、夙川アトムさんについて調べてみました。
夙川アトムは芸人で失敗?
夙川さんは、兵庫県西宮市出身の38歳です。
1999年に同級生3人と「昭和サーカス」というトリオを結成して、お笑い活動を展開していました。トリオは4年で解散して、その後はピン芸人としてお笑い活動を続けます。
そして2008年には、お笑いネタ番組「あらびき団」(TBS系列)に出演したのを契機にブレイクしました。さらに翌年の2009年には「R-1ぐらんぷり」に出場して準優勝しました。
一見、夙川さんの芸人活動は順風満帆のように見えますが、2008年には事務所との活動方針の違いから事務所を辞め、その年の芸能活動停止を余儀なくされました。
夙川さんは、事務所関係のゴタゴタで失敗したかもしれませんが、お笑い芸人としては成功した方ではないでしょうか。
夙川アトムの芸人時代のネタは?
「夙川アトムは芸人だった」と言っても、なかなか記憶にない方もいるかもしれません。私も芸人時代のネタを観るまでは、「夙川アトム=お笑い芸人」とは結びつきませんでした。
夙川さんの芸風は、バブル時代のテレビ業界で流行っていた業界用語を、紙芝居でおもしろ可笑しく表現しています。
例えば、
ヨロシク! → シクヨロ!
ロッポンギ(六本木) → ギロッポン
とか。
では、夙川さんのネタ動画をどうぞ!
そういえば、当時は夙川さんのネタの影響で私の周りでも、言葉を逆さかさにして話している同僚がいました。
帰りにルービ(ビール)飲んでかえる?
ばーたこ(タバコ)くれる?
しーたく(タクシー)で帰ろう!
とか。。。
恥ずかしながら、私も何度か使っていました。(笑)
夙川アトムは俳優で大成功?
夙川さんは、「R-1ぐらんぷり」で準優勝してバラエティ番組に多く呼ばれるようになり、さらにお笑い芸人として高みを目指すかと思われましたが、2011年に芸能活動を一時停止して翌年から俳優として活動を再開しました。
ピン芸人としての将来性に不安があったのか、それとも過去の事務所とのゴタゴタで芸人に嫌気が差していたのか、芸人を辞めた理由についての情報は見当たりませんでした。
俳優としての夙川アトムさんは、2012年に出演した「13歳のハローワーク」(テレビ朝日)を皮切りにテレビドラマ、舞台、映画とコンスタントに出演しています。
なんといっても俳優として全国のお茶の間に認知されたのは、NHKの連続テレビ小説「べっびんさん」の出演ではないでしょうか。
夙川さんは、伊武雅刀さんが社長を演じる大九百貨店の社員役で出演しました。物語の中盤から約4ヶ月ほどの出演でしたので、視聴者の印象に残ったのではないでしょうか。
左は滝裕可里さん
夙川さんは俳優として、まだ大成功とは言えませんが、俳優に転向したことは正解だと思います。
新ドラマ「正義のセ」は吉高由里子さんが主演する2年目検事の物語で、夙川さんは吉岡さんが勤務する横浜地検の事務官役です。「正義のセ」には、寺脇康文さん、安田顕さん、三浦翔平さん、広瀬アリスさんなどの共演陣が脇を固めます。
夙川さんは、これらの共演陣の影に埋もれることなく、存在感を示してもらいたいですね。
最後に
今回は、夙川アトムさんについて調べてみました。
夙川さんは話題作や連続ドラマへの出演が増えてきました。着実に俳優としてステップアップしています。ピン芸人時代は、どこかチャラくて軽い印象しかありませんでしたが、俳優としての夙川さんは、バイプレーヤー(脇役)として存在感のある演技を見せてくれています。
芸人時代に培った表現力が役に立っているのかもしれませんね。
今後の活躍が、ますます楽しみな俳優さんです!
最後まで読んで頂き、有難うございましました。
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